2010年夏締めくくり!伯耆富士 大山登山 part1

 8月28・29日、2010年夏最後で最大のイベント、日本百名山の一つである中国地方の名山、伯耆(ほうき)富士と言われる大山登山に参加した。

 阿蘇往生岳〜杵島岳縦走、九重平治岳登山に同行させて貰った、大分のTさんと山口のYさんTさんのコンビが大山に行くとの事で、我らK4Cにもお声が掛かったのだ。ETC休日1000円の恩恵と、参加者がだんごを含め3名以上となったので、参加を決定した。

 深田久弥さんの「日本百名山」によると、「だいたい中国地方には目立った山が少ない。その中でもひとり大山が図抜けて高く、秀麗な容を持っている」。「東西に長い頂稜は、剃刀の刃のように鋭くなって南面、北面になだれ落ちている。まるで両面から大山を切り崩しにかかっているふうに見える」。その絵をネットや、登山本の写真で見てだんごは想像を膨らまし、その山容に惚れ込み、我が目で見る日を心待ちにしていた。

 出発数日前、山口のTさんが急遽所用で不参加となり、楽しみにされていただけに本人のみならず皆残念だったが、Tさんの分も楽しもうと我らK4Cは、中JIさんとS君(茜色セブン君)と着々と準備を進めた。

 28日午前4時起床。前日に用意した荷物を再点検。予定通り、中JIさんが現れた。白エスクに荷物を積み込み、S君の家へと向かう。

 午前5時、S君と合流。早速最初の目的地、鳥取県米子市境港の「水木しげるロード」をナビで検索する。走行距離約640km、到着時間13時40分近くと出た。TさんとYさんと待ち合わせ時刻は、「水木しげるロード」付近で12時目標。すでに1時間40分遅れてる><;早速、「出発だぁ」!!

 益城空港ICより九州道に乗り、北上。最初の運転手は白エスクのオーナーである中JIさんだ。もうエスクードには慣れ、高速走行も体験したと聞いていたが、いかんせん慎重で真面目で、物静かな中JIさんは、よく言えば安全運転で慎重。少しでも飛ばして到着時間、途中で休憩することも加味して時間を稼ぎたいところだが・・・

佐賀県、基山SAで最初の休憩 2.4Lは楽だね!

 SAを出ると、到着予定時刻が14時になっている><「もっとアクセル踏もう」とハッパを掛け、まんじりともせず自分のパートを待った。

関門海峡を渡り、本州へ 今日は天気も良さそうだ^^   

 出発から2時間が過ぎ、最初のドライバー交代で下関SAに立ち寄った。中JIさんも少し頑張って、到着予定時刻は当初の13時40分近くに戻している。次にハンドルを握るのはだんごだ。Yさんのメールから、我らは1時間弱遅れている事がわかった。

エスクードに乗るのは楽しい♪さあ!行くか

 休日の高速だが通行料はさほど多くも無く、順調に流れた。TDA4Wは何度か運転させて貰ったおかげもあり、自分にしっくりくる。元々乗りやすくニュートラルなのだ。だんごと次にハンドルを握ったS君の運転で、到着予定時刻を12時20分近くまで挽回した。

 落合JCTから米子道に入ると、通行料が増えてきた。この辺りでYさんから電話があり現在地を確認し合うと、何時の間にかだんご達が先行している事が解った!何処で抜いたのか??

 安心して蒜山高原のSAで、中JIさんに2度目のドライバー交代&休憩を取った。

遠くに大山の南面が見える!

 米子は、日本百名山の大山、「ゲゲゲの女房」で今旬の「水木しげるロード」、その他沢山の観光地に恵まれ、関西圏の観光客が多いのだろう。このSAも沢山の人で埋まっていた。

 一息入れ、再出発!

西から見る大山は、伯耆富士にふさわしく、裾野を広げていた

 平地に突き出た大山の山容に、テンションは上がる。明日、あそこに登るのだ!!

 12時過ぎ米子ICを降り、待ち合わせ場所を電話で打ち合わせ、無事お2人と合流した。出てくる言葉は「暑いですね」!!ここ鳥取は今日本で一番熱いのではないかと思っていた。寝も歯も無い憶測だが、確実に37度の気温と、我らのテンションは熱いのだ。

 お昼の時間だ。お2人のリクエストにより、境港の海鮮料理店へ移動。港近くの「大漁市場」に向かった。

早速妖怪がお出迎え^^

 なんでもここには、「日本一大きい「鬼太郎」のオブジェがある」と、Yさんが言う。

でたっ!デカッ ここまで大きいと大迫力!!

 食事処に移動すると、休日の昼とあって満席。店外のエアコンが無く、風も抜けない入り口で待たされる。大量の汗が背中をつたう(熱)程なく店に入ると、熱いお茶><「冷水プリーズ」と言いたくなるよ!!だんごは、梶木マグロ丼を美味しく頂いた^^

 ここから車1台に相乗りし、「水木しげるロード」へ向かった。約10分程で到着。駐車場に車を止め、メインストリートへと歩いた。

真夏の太陽が降り注ぐ中、沢山の人が溢れていた

 400〜500メートルくらいあるだろうか。両脇に水木しげるさんの妖怪グッズを扱う店や、食べ物、お土産などを扱う、風情のある商店が建ち並ぶ。その歩道には、等間隔に妖怪のオブジェが配置されている。

 Tさんと、Yさんが、今回参加出来なかった山口のTさんへ、妖怪の絵手紙を送ると言う。妖怪ポストに入れると、妖怪の消印が打たれ届くと言うのだ。皆で一言入れ、投函した。女性陣のやさしい心使いが嬉しいねぇ^^

女性から支持されないと繁栄しないのだろう ここも沢山の女性客

 メインストリートを端から端まで一通り見て、まだ日は高いので「中海」にドライブに出た。ここは、島根県の宍道湖の右隣に位置する湖だが、その名の通り、海水も多く含まれているのだろう。

日の光が湖面に光り、美しい

 大根島を繋ぐ、海の中の道を一周する。道路脇すぐに水面があり、「台風や大雨の時は冠水するのでは」と話が盛り上がる。

しばしドライブを楽しむと、今夜の宿に移動だ。明日登る大山は、その山頂をすっぽり雲に覆われて、雪が降ったらこんなふうになるのかな?

普通の生活で、名山が拝めるっていいね♪

 今夜の宿泊地、「シャトーおだか」に一旦チェックインし、夕食を食べに米子市内ジャスコに出かけた。明日の朝食・昼食の買出しも済ませないとね!

 5人で悩んだあげく、色んな定食があるうどん屋に入った。ここには、ひつまぶしや、味噌カツが有り、以前愛知へ研修に行った時の懐かしいメニューが並ぶ。だんごは味噌カツ定食を美味しく頂いた^^

 ここで血液型の話になり、TさんとS君とだんごが「B型」、Yさんと中JIさんが「O型」と判明!日本一多い「A型」が居ないとは^^愉快愉快!!

 会計を済ませると、「人工衛星が見える時間です」とYさんと、S君。急いで店外に出て、日暮れの西空を見やる。「見えないねぇ」・・・。諦め掛けたところに、「あ!あそこ」とS君が叫ぶ。西から東に向け、まっすぐな軌道で光が水平移動している。瞬きもしない、飛行機ではない。まさに人口衛星だ!

 Yさんと、S君は光の流れる方へ駆け出す。Tさん、中JIさん、だんごの年寄り三人組は「青春だね」・・・。と遠い目をした。

 午後8時、宿に戻ると女子2名と明日の待ち合わせ時間を6時半に決めて一旦部屋へ。まったりと寝そうになるが、気合を入れて大浴場へ。今日一日の汗を流す。「ぷーぅ、気持ちいい」^^;風呂から上がり一息つくと、買ってきた缶チューハイで乾杯!

飲めない男子三人は、早々にまぶたが重い。午後10時を廻るとだんごは限界><

米子の夜の街よ、おやすみzzZ

 明日は、どんな山行が待っているのか期待に胸躍らせながら、眠りについた。

Part2へ続く

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