K4C Round13オフロードミーティングinクルソン林道part1

 9月23、24日の2日間K4Cオフロードミーティングを熊本県と宮崎県の県境で行った。

 先週全国に被害をもたらした台風15号の爪あとが気にかかるところだが、この日を待ちわびた我らは晴れ渡る青空に期待を膨らまし集合場所へ集まった。

 今回のK4Cオフロードミーテングは、初バイクとのコラボ企画となり、ニケさんとアギト君がバイクで参加された。車組は、JB23君、ピエール、中JIさん、ハナさん、だんごのバイク2台、車5台のヘンテココンビだ^^

「早速行きますか!」、国道3号線を八代市まで南下し、球磨川沿いを国道219線から人吉市へ向かう

愛機WRが修理中のアギト君はCD125で参加!!

 人吉市内で夕食の買出しと今日の昼食を購入し、あさぎり町へ。最初の目的地は、球磨川鉄道(第3セクター)ゆのまえ線の「おかどめ幸福駅」だ。別にご利益を貰おうって訳でもないが、この旅の無事を祈ろう!

ピエールの新車Xトレイルと、ご老体のジジ(泣

中JIさんの現行エスクードと、ハナさんのこちらも新車のJB23 40th

アギト君のCD125ベンリーと、ニケさんのスーパーシェルパ

 おっと、JB23君の愛車を取り忘れてた><

 正午過ぎ、おかどめ幸福駅にたどり着いた。とりあえずお腹ペコペコの我らは、駅舎の前に陣取り昼食タイムだ。

JB23君は高カロリーな弁当に辛そう(^^

 丁度電車がやってきた。市房山をバックに良い風景だ!

アギト君もすかさずシャッターを切る

ノーマルと、銀河鉄道999バージョンのキップをゲット

 さてさて時間が押してる。本日のメインイベント「狗留孫林道」(クルソン)へ向かおう。狗留孫林道とは、あさぎり町の南端の温迫峠(ぬくみさこ)から、宮崎県えびの市を繋ぐ、九州南部では長いダート区間の林道だ。温迫峠は、人吉盆地を一望出来る眺めの良い峠で、熊本南部の名峰「白髪岳」の登山口でもある。

 あさぎり町南部ののどかな田園風景を抜け、白髪岳山系の屏風のように立ち上がる九十九折りの林道を駆け上がる。白髪岳登山口を左に見て直進すると程なく温迫峠標高920mだ。(温迫峠までは全舗装路)

 切り通しの峠の広場で、今夜の幕営を考えていたが、それらしい場所がない。クルソン林道を降りたところにキャンプ場があるから、そこに変更しよう。

 峠を左折すると、待ちに待ったクルソン林道がはじまる。台風の爪跡か、岩、倒木、水がさらった轍、こぶが散在し、右に左に避けて走る。

ハナさんのまぶしいJB23

ピエール、中JIさん、JB23君も続く

 3分の1くらい下ったところで、道路を丸太が塞いでいた。左脇には渓谷の水が勢いよく落ちている。ここクルソン峡は、鹿児島県一の大河「川内川」源流に辺り、白髪岳山系に振った雨水が渓谷を満たしている。

先週の台風で流されたのか、林道に深い轍が刻まれていた

 車を降り下見をする。何とか通れそうだし、誰もひるむ者は居ない。頼もしいね^^

 轍の一番深いところに置かれた丸太に左前輪を乗せるラインが最善としてまずだんごがクリア。

 次にこの車では初めての4WD走行だと言うハナさんも突撃!


新車のジムニーで果敢に攻める

 次は重量級のピエールのXトレイルだ。こちらも同じくこの車では初林道走行!


迫力満点!!

 更に重量級の中JIさんエスクードが行く。


一番危険な箇所を猛然と突破

 JB23君は、皆と違うラインを選択。

やじろべーのように対角線上が2輪になりながらクリア

 最後に二ケさんとアギト君は余裕でクリア

バイクはライン取りの自由が強みだね



一安心したところで、キャンプ場へ林道を下ろう

 川と林道が同じくらいの高さまで下るとストレート区間が多くなり、午後4時キャンプ場に無事到着した。

125CCで頑張るアギト君

ニケさんもシェルパを乗りこなしてきたのかな?

自慢の愛車たち

 「お疲れ様ー」と言いたいところだが、日帰り参加のハナさんはここでお別れ。帰りの道中気をつけて(^^/

 残った我々は、早速野営準備で車から荷物を下ろす。各人好きな場所に陣取りテントを設営しよう。

川内川の河原、雰囲気の良いキャンプ場だ

釣竿積んでおけば良かった><

 その頃、えびの側から一台の軽トラが登ってきた。気にも止めず、テントを組み立てていると、アギト君のペグを打つ音が不意に止まった。

 振り向くと軽トラから降りてきた作業員風のおじさんと、アギト君、二ケさんが何か話ている。唯ならぬ様子にだんごも近づくと…。。。

 ここから撤収を迫られた。なんでもキャンプ場の利用期間が8/31までで、利用するにも事前の申請が必要だそうだ。「〇〇林業」の私有地らしく、申し訳なさそうに、立ち退きを促す。

 ピンチ!!浅はかだった。とりあえず「ここを出ます」と告げ、途方にくれる俺たちだった。

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