2013年初登山 雪の小川岳1542m 2013.1.12
登山道から見た小川岳山頂

 2013年K4C始動!今年初の登山に熊本県清和村(現山都町)と宮崎県五ヶ瀬町の県境にあたる九州百名山の一つ「小川岳」に行って来ました。
今回の登山にニケさん、ピエール、ろくさんが参加され、計4名で登山口の緑川源流の「緑仙峡」を目指した。
 通称「霧立越」と言われる、黒峰〜小川岳〜向坂山〜白岩〜扇岳へと続く大縦走路で、だんごが唯一登っていなかったのがこの「小川岳」で、やっと念願が叶ったと言う訳だ。
熊本市内から1時間半、午前9時に登山口到着。朝日が当たらない駐車場で寒々と登山準備。ニケさんはここに来るまでに車酔いしたらしく、顔が真っ白。大丈夫かな?
9時半登山開始。林道を10分ほど行き、右手に段々畑を見ると林道終点。杉の造成林を行く。山の斜面の僅かなけもの道って感じだね。
ちらほらと雪が現れ、苔むした源流を右に見ると左に急登が始まる。
「お疲れさまです小川岳」の」看板。これからなのでまだ疲れてません^^
赤松の中をジグザクに行く。我ら以外に登山者は居ない。静かな山旅だ。
登山開始から40分。最後の水場「山想の泉」は右に20mほど下りたところにある。寄り道して行こう。
湧水でのどを潤し、しばし休憩。身体も解れてきたね^^
こんとんと湧き出す湧水。初めて光を浴びた水は勢いよく流れ出す。
登山再開。山想の泉からすぐ、黒峰との別れに出会う。小川岳は右だ。ここまで丁度1時間。
登山道はケモノの足跡だけ。我らはその足跡を頼りに標高を上げる。
ヒノキの植林地も途絶え、自然林の原始的風景が広がる。雪が音を吸収するし、とても静かだ。
名物のY字(1本に見えるけど2本ある)倒木を越えると稜線に出て、向坂山や九州山地の主峰「国見岳」が連なる向霧立越が見える。
稜線に出ると1372mのピークに至る。「山頂まで930」とあるが930mの事だろう。残り40分ぐらいか・・・。
ここまで丁度2時間。しばし展望を眺めながら休憩。ニケさんも復活の兆し^^
ピークを軽く下ると小川岳の山頂が見える。後少しだ。しかしここで異変が!ここまで地味にラッセルを続けただんごの太ももが悲鳴を><;膝を曲げる事が出来ず足も上がらない。さすがに4ヶ月のブランクは長かったのか(泣
最後の坂を皆先に行ってもらい12時半、無事小川岳山頂到着!3時間の山行だった。山頂は20坪ほどの平坦な広場だが周辺を木々に覆われ展望は利かない(残念
取り急ぎお腹すいた。ラーメン!皆お湯を沸かす^^山で食べるご飯はおいしいね。
他の登山者が2人現れて、写真を撮ってもらった。喫茶ピエールのコーヒーブレイクも済み、ぼちぼち下山の準備だ。
周囲の景観が名残惜しいが、さあ行こう。
ゆっくりと景色を眺めながら行く。遠くに湧蓋山や、くじゅう連山も見えた。
またも太ももに悲鳴が><3人に先に行ってもらい、だんごは後方に回った。その後痛みはすぐ消えた。あー良かった^^
黒峰の別れで最後の休憩。日も傾いてきたな。
もうすぐ林道。無事に登山も終えられそうだ^^
下山2時間で、午後3時半到着。お疲れ様です。ろくさんは毎回元気ですね!
こうして無事2013年の初登山は終了した。とても静かな山で、原生林の自然な佇まいに癒された。山とは日常生活から逸脱した空間だ。そこだけ時間が止まり、原始の時代から受け継がれた神聖な場所だと思う。人がそこに立つことは特別で恐れや癒し、パワーを頂けるとても厳かな空間だ。心身ともに清らかにリフレッシュして、日常に戻っていく。そして、疲れた時にはここに戻ってくれば良い。またゼロにリセットされるから。
 今年はいっぱい山に行きたいな^^
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