2010年ラスト登山!阿蘇根子岳フォト 10.12.04
鍋の平キャンプ場より望む「根子岳」
登山日・・・2010年12月4日(土)晴れ
登山ルート・・・ヤカタウド登山口(9時20分)〜天狗のコル(10時40分)〜東峰(12時)〜前原牧場登山口(13時40分)
参加メンバー・・・ちょこたんさん、Y元さん、JB23さん、だんご
北外輪山から見た阿蘇五岳の山容を俗に「涅槃像」と言う。その顔にあたるのが根子岳で、一番高い「天狗峰」1433mと、「東峰」1408m、「西峰」1394mの三つの山頂を持つ。
それぞれの山頂を結ぶ縦走路は、瘠せて急峻だ。今も崩落を続け、落石、滑落など多くの死亡事故が起きている。
今回は2台の車を利用しての交互縦走だ。まずは、ゴール地点の「前原牧場登山口」にジジを停めに行く。牧場には赤牛が!「おはようー」
次にY元さんのXトレイルで「ヤカタウド登山口」に移動。北斜面は寒いよ〜><
危険を促す看板に若干ビビる><;
うっそうとした北斜面と近くで落石があり、いつもと違う緊張感がみんなを包む。
名物の「眼鏡岩」は、上が崩れ真中だけが残っていた。
右手に阿蘇の主峰「高岳」が見えてきた。
天狗のコルに到着!日差しは暖かいが、冷たい風に恐怖感が増す。
左手にこれから向かう東峰。
眼下に「地獄谷」。その名のように垂直に落ちた谷は落差100m以上あるだろう。
天狗の南壁は90度以上の壁!足場は2mほどの幅で、ここにいるだけで足が竦む><
高森町、南阿蘇付近の遠望。
天狗峰の全貌。左中央の赤「×」印付近に居たのだ。
久住高原から、九州の屋根「九重連山」を望む。
縦走路の途中、天狗峰、西峰を望む。瘠せて脆い尾根道だ。
日の差さない北斜面は、つららが下がり寒い><
日差しが差し込む南側は、春の日差しのように暖かい^^幅1mほどの尾根道。両端は急斜面ですから!
地獄谷の斜面。中央の低い個所が天狗のコル。
危険な登山道は続く。東峰近くでは崩壊した斜面を大きく巻いて登る。
溶岩の岩場を登り詰めると、東峰は近い(^^/
天狗のコルから東峰までの縦走路を振り返る。達成感やら満足感やら爽快感やら・・・チョー満足!
根子岳東峰の三角点。
昼食はニッポンのうどん「どん兵衛」をチョイス^^
帰路、五ヶ所高原、祖母傾山系を遠望。まさに山の波。
霜が溶けた黒土の登山道はスベル><閉口しつつ滑り降りる。
何度か尻餅つきながら、無事ゴールにたどり着いた。皆さんお疲れ様!
スタート地点へ車を回収に向かう。相変わらず北斜面は極寒><だが、危険な登山を無事に終え、心の高揚とぬくもりを全身で感じていた。
皆さんお疲れ様でした。戦友のような仲間達と来年も山に挑むだろう♪